2019年0月の記事一覧

会議のため9月26日(木)は休診いたします。

会議のため7月4日(木)11日(木)は休診いたします。

GWは4月28日から5月6日まで休診いたします。

3月14日(木)ドクターがセミナー参加のため休診します(13日は振替診療します)

2月26日(火)は巡回歯科診療・保健指導の出務のため休診します(27日は振替診療します)

1月17日(木)は会議のため休診します(16日は振替診療します)

インプラント治療におけるリスクや副作用について

個人差はありますが、インプラント治療によって起こるリスクについて説明させていただきます。

【1】外科手術について
インプラント治療は外科手術となり、口腔や顎骨に関わる手術によって以下のようなリスクが考えられます。
・神経の圧迫や損傷による麻痺
・血管損傷による多量出血
・術後の腫れと内出血によるあざ
腫れやあざは、多くの場合時間の経過と共に自然にひいていきます。
もし痛みがある場合は、鎮痛剤などの処方を行いますので、ご安心ください。
また、できるだけ手術による傷やダメージを最小限に抑える治療法で、患者さんへの負担が少ない治療を心掛けております。
そして神経損傷などのリスクを回避するために、当院ではCT撮影による精密検査で神経や血管の位置をより正確に把握し、
治療計画を立てています。

【2】顎骨・歯周組織の影響
患者さんの顎骨や、歯の周りの組織によってはインプラント治療ができない場合がございます。
また治療後でも、成功率や治療の効果などには個人差があります。
もし顎骨や歯の周りの組織の状態によっては、必要に応じて骨の造成や移植などの手術を併用します。
また骨の質が硬いあるいは軟らか過ぎるなどの場合は、インプラントが抜け落ちやすいというリスクがありますが、これは実際に手術をしてみないと判別できない部分でもあります。骨の質は個人差があり精密検査ではすべてを把握することはできない場合があります。

【3】メンテナンス
インプラントそのもの自体は虫歯になることはありませんが、それらを支える歯茎は歯磨きなどのケアを怠ってしまうと歯周病などで炎症を起こし、進行が進んでしまうと顎骨まで溶けてしまうこともあります。
これを「インプラント周囲炎」といい、悪化してしまうとインプラントが抜け落ちてしまう可能性もあります。
これらを防ぐために、治療中や治療後には毎日ご自宅で正しい口腔ケアを行い、治療完了後も定期的に通院の上メンテナンスやクリーニングを行っていただくことで、良好な状態を維持するよう心掛けてください。
噛み合わせについても日々変化し、治療当時の状態が永久的に続くわけではないので、当院では定期的に噛み合わせのチェックをさせていただいております。

【4】生活習慣
歯の周りの組織が健康な状態でなければ、適切なインプラント治療を行うことが難しくなることがあります。
喫煙、過度な飲酒、糖尿病は治癒を遅らせ、インプラントの成功率を低下させてしまうことがあります。当院では、インプラント治療に際して、禁煙・減酒をおすすめしております。

※症例写真につきまして、切り抜きなど必要最低限の作業を除き、画像の加工等は一切行っておりません。
治療はすべて各患者さまそれぞれの症例に対応した場合の例であり、他の方への治療結果を保証するものではありません。