2018年0月の記事一覧
入れ歯治療がオススメな方は?
- インプラント治療を遠慮したい人。
- 全身疾患があり、外科手術を受けられない、インプラントができない人。
- 今も入れ歯であるが、もっと安定した入れ歯にしたい人。
入れ歯のメリット・デメリット
入れ歯・義歯(取り外し式)とは
*入れ歯・義歯(取り外し式)
俗に言う義歯、入れ歯は取り外しのきくあごが付いた人工の歯です。
*保険適用と保険外(自費)あり
審美性を重視してセラミックの人工歯を使用したり、より快適性を求めて特殊な装置を用いた場合には、保険外(自費)になります。
メリット
- 自分の自然の歯をほとんど削らなくてすむ
- 作るのが簡単・早い
- 保険適用なので保険の入れ歯なら安い(保険外の義歯もあります)
- 壊れたら簡単に修理可能
- 歯を削る手術がいらないので簡単
デメリット
- 取り外しのため面倒
- 噛む力が自分の歯よりはるかに弱い
- 異物感が強い
- 壊れやすい
- 金具が見えるので、審美性に欠ける
- 入れ歯によってかけた歯の虫歯、歯周病のリスクが飛躍的に大きくなる
- 残っている歯にバネをかけて入れ歯を入れるので、残存歯の負担が大きくなり、ほかの歯を失う原因になることもある
総入れ歯(総義歯)
歯が1本も残っていない場合には、総入れ総義歯による治療になります。
健康保険適応の総入れ歯はプラスチックのものしかありませんが、保険外の総入れ歯には様々なタイプのものがあります。
総入れ歯の種類
金属床義歯
金属床義歯とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。
義歯床を金属にすることで入れ歯を薄くすることができるので、保険のものよりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする総入れ歯を作れる可能性が高くなります。
メリット
- ほとんどの症例で使用することができる
- 入れ歯を薄くすることができるので、保険の総入れ歯よりもしゃべりやすかったり、
違和感が少なかったりする入れ歯を作れる可能性が高くなる - 金属は熱伝導性に優れているので、食事 をした時の温度感覚が自然に近くなる
- 汚れが付きにくいので清潔
- 保険のものよりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い
- 割れにくく、変形しにくい
デメリット
- 咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い(天然の歯の約10~20%)
- 修理が難しい
- 定期的な調整が必要
- 値段が高い
保険適応の総義歯
国民健康保険などの保険を使って総入れ歯(総義歯を作る場合には、
義歯床がプラスチックのものになります。プラスチックの総入れ歯は分厚くなりやすかったり、安定せずに違和感が強くなりやすかったりすることがありますが、料金が安い、修理がしやすいといったメリットもあります。
メリット
- ほとんどの症例で使用することができる
- 保険適応なので安価
デメリット
- 咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い(天然の歯の約10~20%)
- 違和感が強い
- アゴの骨がだんだんと痩せてくることで、徐々に合わなくなってくる
- 定期的な調整が必要
- 落ちたり外れたりしやすい
部分入れ歯
歯が抜けてしまい、ブリッジの適応とならない場合には、部分入れ歯による治療になります。保険治療の場合には金属の「クラスプ」が付いたタイプの部分入れ歯しかありませんが、保険外治療の場合にはクラスプが付いていないものなど、様々なタイプのものがあります。
また、保険外の場合にはインプラントが可能となる場合もあります。
部分入れ歯の種類
コーヌス義歯
コーヌス義歯とは、残っている歯に金属冠をかぶせ、その上から入れ歯を装着するというタイプの部分入れ歯です。ものを噛む能力が高く、クラスプが必要ないので見た目も良いです。
メリット
- 保険の入れ歯よりも自分の歯に近い感覚 でものを食べられる
- 取り外して洗えるので清潔
- クラスプは必要なく、見た目が良い
- 土台となる歯が虫歯になりにくい
デメリット
- 土台の歯が健康だったとしても削る必要がある。(ブリッジと同様)
- 高価
保険適応の部分入れ歯
保険の部分入れ歯では、入れ歯を支えるために、「クラスプ」という 金属のバネを歯に引っ掛ける必要があります。そのため見た目が悪くなってしまいますが、保険ではこのタイプの部分入れ歯しか作ることが出来ません。
ものを噛む能力(咀嚼能率)は、天然の歯の約20~30%程度です。
メリット
- ほとんどの症例で使用することができる
- 保険適応の場合は安価
デメリット
- 周りの歯にクラス止め金がかかるので、見た目が良くない
- 部分床義歯に隣接している歯が虫歯になりやすくなる
- 咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い(天然の歯の約20~30%)
- 違和感が強い
- アゴの骨がだんだんと痩せてくることで、徐々に合わなくなってくる
- 定期的な調整が必要
歯の根の消毒治療とは「歯を残す」ための治療です。
虫歯の原因となる細菌が歯の内側の神経に入り込むと、歯がズキズキ痛くなったり、顔が腫れたりといった症状が出ます。
自然治癒することはなく、放っておけば細菌によって歯の内部や歯を支えるアゴの骨が溶け、いずれは抜歯をしなければなりません。
歯の根の治療の流れ
麻酔を用いて、歯の中央に穴をあけ、虫歯菌におかされた歯髄(神経と血管の束)を取り除きます。
歯髄の深さを測る専用の器具で、神経の取り残しのないよう、深さを正確に計測します。
大きな神経は全て取りました。残りの細かい神経を取り除く治療は、次回から数回に分けておこないます。このまま放置すると残った神経が腐り、歯肉や骨の病気に移行することもありますので、必ず次回の治療に来てください。
初回の治療で取り除けなかった神経や細菌に感染している歯質を、根気よく取り除いていきます。(状況により数回かかります)
小さな神経が微量に残っているため、健康な歯肉が刺激に反応して、少し傷みを感じるかもしれませんが、掃除やお薬交換で良くなっていくので安心してください。
下記のような症状が一時的に出ることがありますが、ほとんどの場合2~3日で自然に治りますのでご心配いりません。
もし、このような症状が長く続いたり、もっと痛みが強く出るようでしたらご連絡下さい。
- 歯が浮いた感じ
- ズーンとするような軽い痛み
- 咬むと響く感じ
仕上げのお薬をつめて消毒を完了します。
ゴムの充填剤治療した歯に違和感がないことを確認し、ゴム製の詰め物を歯髄のスペースに流し込みます。ゴムがスペースに隙間なく流込めたことをレントゲンで確認できれば、根の治療は完了です。
ホワイトニングの流れ
カウンセリング
歯の色を確認
マウストレーの作成
ブラッシング
薬剤注入
マウストレー装着(夜間就寝時装着)
白くなりました!
上顎:1週間 下顎:1週間
審美治療の流れについて
インタビュー・診査・診断
患者さんが、何に不満があり、何処をどう治したいかを十分な時間をかけてインタビューします。レントゲン写真、口腔内写真、その他の診査を経た上で、感性のみならず、科学的根拠をもとに現状の問題点を浮き彫りにします。そして、治療方法を患者さんと一緒に検討していきます。ここが一番重要なポイントです。
審美歯科においては診査診断で治療結果が決まるといっても過言ではありません。
術後予測モデル製作
術後予測モデル製作治療計画が決定したら、具体的な術後予測モデルを製作します。これにより、より治療イメージが湧くとともに、さらに細部にわたる治療の検討を行います。
治療・モックアップ・精密仮歯
治療・モックアップ・精密仮歯治療内容に承諾していただいた上で、治療に入ります。状態に応じて様々なことを行いますが、最終的には、術後予測モデルと同じ状態になる様、プラスチックを盛り足したり(モックアップ)、精密仮歯を入れてお口の中に再現します。これにより、患者さん、歯科医師、歯科技工士が共通の最終治療イメージを共有することができるので、安心して最後のステップに進むことができます。
歯の装着
歯の装着精密仮歯の状態で日常生活に問題がなく、十分納得していただいた上で、最終的な歯の製作に入ります。
ここまでの段階ですべての問題点はクリアーされているので、後は本物を入れるだけになります。
定期健診でのチェック
治療は終了しましたが、ここからが良い状態を維持していくスタートになります。定期的に来院していただき、細部にわたるクリーニング、かみ合わせの調整などを行います。
これが、お口の健康を保つコツです。
当医院のセラミック治療は5年保証。安心していただけます。
定期健診が必要な3つの理由
自分だけの歯磨きでは必ず磨き残し(20%以上)があります。
お口の中ははっきりと目に見えない部分であり、また複雑な形をしています。
そこにこびりついている歯垢(プラーク)を完全に取り去る のは大変難しいです。
プロである歯科医師が自分の歯を磨いても、必ず磨き残しは出るものです。
100%の完全な歯磨きは非常に難しいというのが大前提です。
磨き残しの歯垢(プラーク)は『新たなムシ歯』『歯周病の再発」を引き起こします。
磨き残しの歯垢(プラーク)は細菌の塊で、どんどん繁殖していきます。
磨き癖なのでそのまま汚れを放置することになり、また問題を起こしてしまうのです。
口の中は常に変化し、自覚症状もないまま悪化します。
一度完全に歯垢(プラーク)を落としたとしても、3~4カ月で悪さをする状態にまで復活してしまいます。歯科疾患のほとんどが自覚症状がなく進し、ご自身で発見することは困難です。問題が起きるレベルになる前に、また完全なクリーニングをすることによってお口の健康を持つことができます。
定期検診を定期的に受診している人とそうでない人の違い
定期検診を受け続けると歯が残ります。
定期検診でプロの歯科衛生士による定期的なクリーニングを受けることによって、磨き残しになっている歯垢(プラーク)を完全に除去することができます。たったこれだけで歯の寿命は格段に延びるのです。
定期検診の有無で50歳から歯を失う本数の違い
定期検診を受け続けている人 0.7本
痛いときだけ受診する人 5.4本
お口の健康の分岐点は、「50歳」です。
ここを意識するかしないかで歯の寿命は大きく変わります。
「おいしく食べる」「思いっきり笑う」「はっきり楽しく話す」
といった人生の醍醐味を満喫するためにも、ぜひ定期検診を受診されることをお勧めいたします。
GBR法(ソケットリフト法)
ソケットリフト法は、特殊な器具を使って上顎洞底部を押し上げ、押し上げた部分に骨補填材を填入する方法です。
サイナスリフトとの違いは、サイナスリフトは空洞が1~3㎜で行うのに対して、ソケットリフトは3~7㎜に対して行います。
骨の密度が高まるので歯槽骨の高さを確保するための方法です。インプラントを埋入する部分(歯槽頂)から押し上げるので、傷口が小さくて済むメリットもあります。
ブリッジや入れ歯との違い
歯を失った場合の治療法としては、インプラントブリッジ入れ歯の3種類があります。
それぞれの治療法の特徴を比較してみましょう。
インプラント メリット・デメリット
メリット
- 自分の歯とほとんど同じような感覚で噛める
- 審美性に優れているので自然な外観や表情を取り戻すことが可能
- 異物感はほとんどなく、慣れると自分の歯とそれほど変わらない
- 食べる物の制限がないため、バランスの良い食事が楽しめる
- 取り外しの不便さがない
- お口の中が不滅になりにくいため、歯周病の予防にも大きい効果がある
- 良く噛めるので、脳細胞を活性化を促し、認知症の予防にも効果がるといわれている
デメリット
- 手術が必要
- 他の治療法に比べると治療費が高い
- 全身の状態により、手術が不可能ば場合がある
- 骨の状態が悪いと、骨造成法(GBR)や上顎では骨が薄ければサイナスリフト等の手術が必要な場合には、治療を待たなければならないので、治療期間がかかる場合がある
入れ歯のメリット・デメリット
入れ歯・義歯(取り外し式)とは
*入れ歯・義歯(取り外し式)
俗に言う義歯、入れ歯は取り外しのきくあごが付いた人工の歯です。
*保険適用と保険外(自費)あり
審美性を重視してセラミックの人工歯を使用したり、より快適性を求めて特殊な装置を用いた場合には、保険外(自費)になります。
メリット
- 自分の自然の歯をほとんど削らなくてすむ
- 作るのが簡単・早い
- 保険適用なので保険の入れ歯なら安い(保険外の義歯もあります)
- 壊れたら簡単に修理可能
- 歯を削る手術がいらないので簡単
デメリット
- 取り外しのため面倒
- 噛む力が自分の歯よりはるかに弱い
- 異物感が強い
- 壊れやすい
- 金具が見えるので、審美性に欠ける
- 入れ歯によってかけた歯の虫歯、歯周病のリスクが飛躍的に大きくなる
- 残っている歯にバネをかけて入れ歯を入れるので、残存歯の負担が大きくなり、ほかの歯を失う原因になることもある
ブリッジのメリット・デメリット
ブリッジとは
固定制で今までの自分の歯に近い機能が回復できる。 ブリッジは今現在最も多く歯が失われた場合に行われる治療法です。
*保険適用と保険外(自費)あり
ー前歯などの審美性を重視し、セラミックを使用したり、金属が優れた適合性、生体に優しい貴金属の金合金などを使用すると保険外(自費)になります。
メリット
- 前後の歯に固定するので、ほぼ自分の歯と同じように噛める
- 見た目、審美性にも優れたものもある
- 異物感が少ない
- 取り外しの不便さがない
デメリット
- 健康な歯を削る必要があり、虫歯リスクが高まる
- 歯の状態のよっては、やむを得ず神経を抜いて根の治療が必要な場合がる
- 失った歯の部分を両隣の自分の歯で負担するため、負担が大きい
- 削るための(麻酔などの)処置が必要になる
- 修理が難しい
- 大臼歯、奥歯2本が失われるとブリッジできない